家具を上手に選ぶには、家具選びのコツ

家具選びの基礎知識

ついデザイン重視で選びがちだけど、いざ部屋に設置してみると大きさが合わなかったりイメージが違ったりと失敗も多い。特に意外と忘れる高さに注意しましょう。家具を選ぶ前に、まず以下のポイントをしっかり頭に入れておきましょう。

始めにする事は、何を何処に幾つ置くかのレイアウトのイメージ作り

部屋の縦横の高さと、天井の高さを測ること、そして窓の位置、テレビアンテナの位置、コンセントの位置、電話のアダプタの位置、柱、梁などの出っ張りの位置をチェック。また、玄関の幅、廊下の幅、部屋のドアの大きさもチェック(搬入が可能かどうかわかる)。それに家具のサイズだけでなく、立ったり座ったり、物を出し入れしたりするときに必要になる動作空間のことも忘れずにチェックしましょう。それに沿った無理のない配置が、ベストということになります。おおよそのレイアウトのイメージ作りをしましょう。

自分好みのスタイルのイメージ作り

いろいろな情報を集めましょう。とにかくインテリア雑誌やカタログをたくさん見ること。新聞折込のマンションのチラシも要チェック。いろんなスタイルに迷いながらも、そのうち自分好みの傾向がつかめてきます。レイアウトがイメージ出来るので見る目が一段と具体的なものになるでしょう。こんな感じにすれば、お部屋がきっと素敵にという最適なアイテムも見つかる可能性大です。

良い家具の選び方

デザインや色などのバランスを考え統一感を出すことを心がけましょう。布などの色数も絞り込むのがポイントです。しかし、揃えすぎはだめです。セットものばかりで揃えるのも良いですが、セットもの以外の組み合わせも必要です。その方がきっとコーディネートが素敵に見えます。適度な変化のバランスが大事です。「統一感と適度な変化、バランス」を考えながら、あなたのセンスでオリジナルのコーディネイトにチャレンジして下さい。

家具のお手入れ方法

家具には、それぞれがもつ独特の機能のほか、使われている各種の素材に いろいろな特性があります。良い家具を、いつまでも美しくご愛用いただくためには、家具の機能、素材の特性をよく理解したうえで正しくお使いいただくことが大切です。

木部

普段は、柔らかい布で軽く乾拭きしてください。汚れが目立つ場合は、お湯で薄めた中性洗剤で軽く拭き取り、その後よく水拭きしてから、柔らかい布で乾拭きしてください。化学ぞうきんは使用しないでください。塗装面のツヤが消えたり、シミになる場合があります。塗装についてはこちらの記事をご覧ください。虫害を発見した場合は、直ちに殺虫や殺虫処理をしてください。放置すると虫害が拡大する恐れがあります。

合成皮革【ビニールレザー】

普段は柔らかい布で軽く乾拭きしてください。飲み物や食べ物の汚れが付いた場合は、お湯で薄めた中性洗剤で軽く拭き取り、その後よく水拭きしてから乾拭きしてください。ビニール製品などを長時間重ねたままにすると、変色の原因になりますので注意してください。

革張地

普段は、柔らかい布で表面を乾拭きしてください。化学ぞうきんは使用しないで下さい。手あかなどの軽い汚れは、固く絞った蒸しタオルで拭き取り、最後に乾拭きして下さい。汚れが目立つ場合は、まずお湯で薄めた中性洗剤で汚れを落とし、固く絞った蒸しタオルで洗剤分をよく拭き取った後、自然乾燥させてください。(部分的に拭かずに、周囲もまんべんなく拭いてください。)ただし、素上げ調仕上げの革は吸水率が高く、シミの原因になりますので、乾拭きのみにしてください。ビニール製品などを長時間重ねたままにすると、変色の原因になりますので注意してください。靴用クリーム、溶剤【シンナー、ベンジンなど】、車・床用ワックスは使用しないで下さい。整髪料も革を傷めますので、ていねいに拭き取ってください。

布張地

定期的に掃除機でゴミを吸い取るか、軟らかいブラシでブラッシングしてください。飲み物や食べ物の汚れがついた場合は、お湯で薄めた中性洗剤で汚れを落とし、固く絞った蒸しタオルで洗剤分をよく拭き取り、乾拭きしてください。(吸水性のある布でやさしく拭き取ることがポイントです。)なお、毛足のあるパイル織りは、パイルが起きないことがありますので、ご了承ください。

マットレス

マットレスは、局部的な変形を防ぐため、年に3,4回程度、反転・逆転させてください。(ただし、リクライニングベッド用マットレスは反転・逆転できません。)

プラスチック・金属部

取っ手や蝶番など、金属類の表面には、サビや変色を防ぐための塗装を施しています。ふだんは、柔らかい布で軽く乾拭きしてください。汚れた場合は、お湯で薄めた中性洗剤で軽く拭き取り、その後よく水拭きしてから、乾拭きしてください。金属部には、さらに潤滑油を薄く塗って、そのあと柔らかい布で軽く拭き取ってください。扉の蝶番金具には、半年に1回程度は、可動部に少量の潤滑油を差しておくと、スムーズな動きが保てます。

使用上のご注意

商品のご使用にあたっては、取り扱い説明書を必ずご覧の上、正しくお使いください。また、取扱説明書は大切に保存し、必要なときにお読みください。

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