修理・再生

先祖から受け継いだ古い家具、テーブル等を修理してみませんか?
無垢板であれば、大抵修理可能で、見違えるようになります。限りある資源を無駄にしない為にも再生は有意義です。

メール等で、写真を送って頂ければ見積もりさせていただきます。(見積もり無料)
わかりやすい写真を3~4枚送って頂ければ助かります。サイズも書いてください。
一部品物によっては修理できない場合もあります。あらかじめご了承ください。

欅無垢板の間ダンスです。全体に汚れ、金具の錆び不足、留め切れ、割れが有ります。 まず、金具は全て外して、使えるものは磨いて塗装します。本体はベルトサンダー等で塗装を完全に剥がします。(綺麗に剥がさないと仕上がりが悪いです)割れの部分は瞬間接着剤を流し込んで、ペーパーで磨り上げていきます。そうすると、割れの部分がうまく塞がります。この場合は、ウレタン塗装で仕上げます。
着色、下塗り、研磨、中塗り、研磨、仕上げ塗りと工程を経ます。 引き出しの調整、金具の取り付けで完成です。この間約一ヶ月、欅の杢目がやはり綺麗です。


花梨無垢板のテーブルです。天板の傷、ムラが有り、脚が一本取れています。このような塗装の剥げかかった物は早いうちに処置が必要です。染みが出来たりすると、板が台無しです。 まず、足の留めの部分の締め直しをします。それから、今掛っている塗装を完全に剥がします。ベルトサンダーで#80#120#240#320で研磨します。今回は漆仕上げなので、#320まで掛けます。漆の場合は、細かなペーパー研磨が必要です。そして漆を掛けて行きます。 漆については塗装のお話を参考にしてください。やはり漆は良いですね。


おなじみの桐の箪笥です。痛み具合が少なく程度の良いものでした。金具をすべて外し、利用出来る金具は磨いて使用します。表面を鉋で削りさらにペーパー掛けをして、うづくりをかけて砥の粉をしっかり塗ります。引き出し中は杉板が割れて隙間があいているので埋め木をして補強します。同時に開け閉めがスムーズになるように調整も行います。最終仕上げをして金具をつけて完成です。この間約2~3ヶ月必要です。費用は程度によりますが10~20万円程(税込)かかります。


桐の箪笥です。痛み具合がある程度ありました。金具をすべて外し、利用出来る金具は磨いて使用します。表面を鉋で削りさらにペーパー掛けをして、染み抜きの漂白作業をします。仕上げはうづくりをかけて砥の粉をしっかり塗ります。最後にオイルで仕上げました。引き出し中はモミ板が割れて隙間が空いているので埋め木をして補強しています。足りない金具は新しいものを付けて完成です。費用は程度によりますが10~20万円程(税込)かかります。


古い後藤塗り(漆塗り)の座卓です。脚にゆるみがありましたので接着剤で締めてました。塗装をすべて はがしてから、今回は朱色のウレタン塗装にしました。輪染みもできす、擦り傷にも強く使いやすく、費用も抑えることが出来ます。


メーカー製のウインザーチェアです。長く使われていましたが座板が割れて、繰り棒がすべて外れてばらばらの状態でした。今回はメーカーさんでの締め直し修理としました。塗装は行っていませんが、使い込まれた非常にいい雰囲気になっています。これからまた長く使って頂けるでしょう。


業者さん・家具屋さんもご依頼も歓迎します。
現在、運送屋さんからもご依頼を受けています。他の運送屋さんも御気軽にお問い合わせ下さい。

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